蒔絵師(まきえし)久世和政

私は、昔ながらの材料と手法を守ることにこだわっています。しかし、最近では、より安い値段や簡単な方法で受けることも少なくありません。

しかし、時代に流されることなく伝統技術を守ることが伝統産業に携わる者として大切な事と思います。

 

今後も仏壇の蒔絵を描きながら、漆芸の技術を生かし独自の世界を表現出来ればと考えています。

 

                            組み立を見る

蒔絵師(まきえし)川口耕雲

細い筆で漆を使って絵を描く川口耕雲氏
オーダーメイド金仏壇 『響』 蒔絵師 川口耕雲

木目を塗りつぶしてしまわない木目出し塗りの板に、細い筆で絵を描き、乾かないうちに金銀粉・色粉などを蒔き、乾いてから漆を塗り、また乾燥させてから磨きます。


蒔絵は平安時代に盛んに行われ、今も生きる伝統技術です。