木地師(木地製作)堀尾宗弘


仏壇屋の次男として生まれ、仏壇の木地を作る父親の背中を見て育ちました。また、木の香り漂うなかでの生活で、知らず知らずのうちに木の魅力にとりつかれた感じです。

木地師は、完成した時には、漆に金箔覆われ、金具で装飾されて見えなくなる土台を製作しています。

 

見えなくなるからこそ、木にこだわり、狂いのない素材選びが大切なのと、「塗ってしまうのが勿体ないくらい」と言われるくらいの加工技術習得のの為に日々努力しています

 

また、土台作りということに誇りを持ち続けています

 

「モノづくり むずかしいけど楽しいな」

 

 

 

道具は使い方より手入れの方が奥が深く、気候によりカンナの台も変化しますので、微妙な調整をしながら作業をします。

道具は年数を重ねるごとに手になじみ、体の一部となっていきます。

 

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