26号飛騨高山三方開き
仏間に合わせて製作した別注仏壇です。
仏間奥行が半間(90cm)と深く、前机(本猫型)も仏間内に納めました。
前机に花立が置けると、花の花粉が仏壇の金箔につく心配もありません。
お仏壇は、金箔箇所を大幅に増やした「総金仕上げ」です。
通常は黒塗り仕上げの大戸框(金箔箇所の縁部分)・障子框などを、
金箔仕上げにしましたので、上品な黄金色を発していました。
納期:約4ヶ月 国産
46号飛騨高山袖付き三方開き
仏間は9尺ありますが、扉は全開できない程の大型サイズです。
希少な玉杢のことを良くご存知で、塗り工程前の木地を見て一目ぼれの様子でした。
以前に納めた同じ仏壇の写真をご覧になり、「是非これを仕上げてほしい」とご注文となり、手打金具、漆塗り、蝋色仕上げ、研ぎ出し蒔絵など、伝統技術を駆使した極上品を制作させていただきました。
20号飛騨高山三方開き
亡きご主人の為そして子供達の為に、きちんとしたお仏壇を希望されました。ご長男は名古屋ということで、いずれはお仏壇もお引越しということになります。
しかし当社としては、飛騨の伝統的仏壇が県外であっても残されていくことはとても嬉しいことです。
近年では若い息子さん達の宗教離れも懸念されています。今回のW様はお母さんの意思よりも強く、手造り品に興味を持たれました。「いいものを見ると心が揺れますね」という言葉がとても印象的でした。
20号飛騨高山三方開き
ご家族の御不幸の為、仏壇を購入されました。
故人様が木材製材を業とされていたため、木の材質にこだわり故人様を偲びたいとのご希望で、総檜(ヒノキ)作りで欅(ケヤキ)の玉杢(たまもく)が春慶塗りで浮かび上がるお仏壇をお選びになりました。
打敷きも煌びやかな柄を選ばれ、仏壇が部屋全体を明るくしました。
20号飛騨高山三方開き 摺り漆
お客様宅の仏間は90㎝の為、三方開きのお仏壇を購入されましたが中で開くことができないことは明らかでした。
そこで、仏間の前別注製作した仏壇台に置き、仏壇の台の下にはコロ(車)を付けて前に移動できるようにしました。法事などの時は三方の扉が開けるようにして、普段は中へ収納して前開きとして お使いできるように改良をいたしました。
お隣の県ではありますが、自社の職人や手打金具の井上氏の職人技を認めていただいたことを大変うれしく思います。
20号飛騨高山スライド式三方開き
奥行きが通常の仏間の半分しかありませんでした。特許のスライド開きにすることで、豪華な三方なのに扉に余裕ができました。
この状態で襖が閉じられのも、大変喜んで頂けました。また、採寸から設計やデザインまでご主人のご希望にお応えできてうれしく思います。
また、禅宗ということもあり、摺り漆仕上げにし、金箔を控えた仕上がりにして落ち着きのあるお仏壇となりました。
全国でも珍しい高山ならではの小型三方開きです。戸幅54cmは半間仏間(柱内法80cm)に、横戸を開いて納まります。
もちろん全て手打金具で施されています。
故郷である飛騨の仏壇をご注文いただきました。愛知県の方なので高級名古屋仏壇の特徴である御坊屋根で仕上げました。
また、地元の山や名所、そしてお手次のお寺などを描いた「故郷蒔絵」で彩っています。
高山でも珍しい中型サイズの24号三方開きです。
造り込み仏壇も考えてみえましたので、仏間の隙間を出来るだけ少なくしました。
蒔絵は輪島蒔絵(研ぎ出し)で仕上げました。
若い息子さんの、父への想いが込められた大切なお仏壇となりました。
サンデー毎日さんが「飛騨の手仕事」として紹介をしてくれました。
両脇には竜の彫刻が入る袖付き三方開きです、9尺仏間にも一杯の大きさです。
塗り前の素木地をご覧になり、扉など表面の木目の素晴らしさと、その竜の彫刻や欄間彫刻に一目ぼれでした。
完成までには半年ほど掛かりましたが、ご主人もご満悦のようでした。